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画像: 桜が散ると

桜が散ると

2008年04月15日

桜が散ると、、夏に向かって季節が動き出します。

気が早いかな?

でも、そろそろ朝顔の種まきシーズンとなると、

個人的にはそんな気分でわくわくしてきます。


朝顔は奈良時代に日本に来たときは、
ただの青っぽい紫色の小さい花でした。

これが、江戸時代の園芸ブームで
多種多様な朝顔が作出されました。

メンデル法則発見以前に、日本人は遺伝子学などしらないのに、
直感と膨大な量の栽培で見事な朝顔を作出し系統を保存したのです。

その時代に作られた朝顔が現在継承されていて、
日本の朝顔とされています。

途中、とにかく大きい朝顔を、ということで、
洲浜遺伝子による、大輪朝顔が作られました。

これが、いまいう、大輪朝顔。

例えば、双葉の段階でも、もう、その特徴は明らかです。

普通の朝顔の双葉と大輪朝顔の双葉比べてみてください。
軍配型にまるまるとしてるほうが、大輪朝顔です。



いまある、新作朝顔は、当時作られた朝顔の遺伝子を組み合わせて作っているにすぎず、(これを育種という)天文学的確率からの突然変異で新作ができたことはここのところはないんです。


それが、あさがおです。

戦時中は、井戸の下に吊るして種を守ったんだそうです。
いろいろあって、絶滅した残念な種類もあるけど、
これだけ残せたのも軌跡です。

この時期に、
朝顔の種はもうまいていいか?

という質問が毎年殺到するのでコメントしておきます


元気な朝顔の双葉は、一年生だったあの頃を妙に思い出し、ノスタルジックでいながら元気はつらつな気分にしてくれます

って、、これは僕だけの感覚でしょうか?

ということで、種まきについて。


このくらいの季節になると、暖かい日も多くなるので
種を撒きたくなりますが、
栽培家の間では、5月に入ってからが一番安全といわれています。
5月中旬が理想とする考えが主流です。

変化朝顔のような劣性遺伝子を組み合わせたものは成長が遅いので
展示会に間に合わせるために
温室を使って4月に種まきをするケースもありますが、例外です。

4月だと、温度が急に下がる日があり、
それが、危険なんです。
4月は夜けっこう温度が下がる日が混ざります。
そのために、気候によっては家に取り込んだり、お風呂のふたの上による置いたりと大変な手間がかかります。
でもその苦労のわりに、普通に5月にまいたほうがコンディションが良いんです。

発芽に最低必要な温度は20度といわれています。

朝顔の場合は前半の苗がしっかり作れるかが勝負になるので、
出だしがとても大切になります。
最初の失敗は取り返せません。
風邪引いちゃうんですよね。。
寒いと。



種まきに必要な「芽切り」については、こちらに記載してあります。
ご参照ください。


種まき方法はこちらに記載しました。



小学校一年生の頃を思い出して
朝顔日記を今年はつけてみませんか?

お子さんと一緒に育ててみても楽しいですよ。

大人の朝顔!!

じゃぁ~~ん。



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