こういったことは、みんなわかっていて、
口にしてはいけないような感じがあるので、
仲間内だけで交わされた会話だが、

冷静に年末だし振り返ってみると、、


おおよそ、

パワーストーン（そんな名前は本来なかったが）のビジネス

そして、ヒーリングのビジネス、あるいは、整体などの施療ビジネス

これらは、起こってから１５年くらいではないだろうか？

１０年ほど前から流行期が始まったわけだ。

ビジネスという言葉が適当かどうかわからないが、
お金が介在されるものを広くそう呼ぶとして、その言葉を当てはめてみた。
不快感がある方は申し訳ないのですが、お金が介在されれば
商い、であるので、その点ご了解いただきたい。


そして、いま、転換期が来ている。

その兆しは３年くらい前から見え始めていたが、

明らかに今は節目であろう。


天然石も、ヒーリング、施療も、本来は、
ビジネスとしてたくさんの人やお金を集めるかどうか？
は、どうでもいいことだが、

ちょっと、普通の仕事とは違うので、、

でも、もちろん、しっかり稼いだ人たちもいて、その多くは
異業種参入組である。

天然石を本業にしている人、
ヒーリングを本業にしている人
整体を本業にしている人ではないわけだ。

じゃあ、どんなノウハウでやったか？


天然石の販売は、実は、成功組は目立つのは
ブティック経営、洋服やアクセサリー販売をしていた業者が
商品を天然石に置き換えてそのままのノウハウでやったケース。

流行を作り、購買をあおり、買わせる手法。
石は腐らないので、一度買えばそうそう買うものではないが、
洋服と同じノウハウを当てはめてたら、買いたくなる。
洋服も切れる服なのに気なくなり新しい服を買う、
流行があるからだ。
石も流行を作り出せば洋服のように売れるというわけだ。

もちろん、パワーストーンと呼び、神様のような神秘的な効能をうたえば
お守りを売るように売れる、それを使った方法論も初期には大成功した。
仏教の念珠を、パワーストーンブレスレットと呼んで当てはめたわけだ。
丸い球を腕につけるというのは、あまり世界ではしないが
日本人の新しいユーザーはそれこそ、パワーストーンの最も適切な使い方だと
考えた、いや、そう考えるように仕向けたわけだ。
また、仏教が根付いているから、けっこう、素直にそこになびいた。

この製品の売り上げが、石の業者の大きな金額の支えになり、
ミネラルショーでも鉱石こそが石であるので、あんなビーズを売るなんて、、と
最初は批判されたが、、多くの来場者が求めるものなので、
主力な商品として認められることとなった。

流行の洋服を売るような売り方、これがポイントだった。
また、ネットショップによる成功も多かった。

特殊なものはネットで探す、という方程式があり、初期では、コストをかけずにネットで売れた。今は、膨大なコストをかけなければ、ネットショップは売れないが。。
売れているネットショップは、何百万円と広告費をかけている。。


整体師もバブルがはじけたころに量産された。
人に役立つことをしたい、もう、会社なんかに頼っても生きられない、
そういったことも、整体師になりたい人をつくったし
整体するよりも整体スクールをした方がもうかるということでそれをする人もたくさん出た。
が、、、高いスクール代金を払ってもまともに稼げるのは５%以下という現実を教えてからスクール生募集してほしかったな、という気もするが、それじゃあ、生徒は集まらなかっただろう。。。しょうがない。。

ヒーリングの方はもっとたちが悪く（笑）
二日くらい講習を受けたら、マスターであなたも独立開業できる
ヒーラーを仕事にしませんか？的な部分がヒーリングビジネスに拍車をかけた。
ここでの、成功者は、セミナービジネスノウハウを知っていた、やはり、異業種だろう。
本を出版すればすごいと信頼される時代が１０年前にはあった。
そこも利用できたわけだ。

海外のヒーラーを呼べばお金もたくさん集まった。

いろんな側面はあるが、

まとめれば、流行の洋服を売るノウハウと、セミナービジネスのノウハウで
流行期は作られたといっていいだろう。。

そしていま、その普及の時代が終わった。
流行も終わった。

必死に次の流行を演出しても、安売りしてもだれも振り向かない。
さらに景気は悪くなる一方。

もう終わった、と考える人もいるが、じつは、
本物が活躍する時代、本物が評価される時代になったと思う。
以前は、本物らしく演出できて広告ノウハウがある人が成功していたが。

じゃあ、何が本物だろう？

整体なら症状改善を心地よく作れる人だろうし、
ヒーリングやヒーリングストーンなら、そのエネルギー理論で
それぞれが自分の役目を知りそれを全うして幸せに現実に生きられるようにすること、

つまり、現実的な結果や効果をだす、その現実性ではないだろうか？