2010年08月13日
朝顔がいろいろ咲き始めました。
狙っていた獅子咲き牡丹の藍色、も、うまく出ました。
しかしながら、8月中旬にもなると、
ハダニの被害が出てきます。
なにか、、おかしい。。
こうまで、毎年、各地でハダニの被害が深刻に出るのは、、すごくおかしい気がします。
人間の世界でも
そんなのおかしい、絶対常識はずれだ、
許せない、、ひどくなると、仕返しをしてやる、、なんてはなしも。。
作用と反作用ということを小学校のときに教わった。
押すと同じ力が帰ってくる。
どうも、生き物にした場合は、力が増して帰ってくるようだ。
害虫駆除で力技の消毒剤を使うと、、
害虫は耐性をつけてさらに強くなり、
なぜなのか、益虫と呼ばれるものは、弱くて減ってしまう。
さらに、状況は悪化する。
一部では、自然農法を叫び研究し実践している人もいるが、
採算効率を短期で出せないその方法は、、まだまだ、メジャーとはいえない。
人間関係も、プラスのエネルギーを注ぐと、倍増して帰ってくるが、
マイナスの攻撃をすると、倍増した仕返しが帰ってくる。
人間というのは面白いもので、
強く出られたり、一方的に押されると、
理由なく反発する。
反発できないように力で抑えても、見えないところで反発する。。
言うことなんか聞く気はないのだ(笑)
戦争だって、たぶん、互いに正当な理由をもって正義のために殺し合いをする。
勝ったほうが正義となって、うまく収まるのかっていうと、、
負けたほうの恨みは、そう、、なが~~く、なが~~く、深い傷跡となり、
完全にリリースできないようなものだということは、みんなが知っているとおり。
みんな主張する、自分が正しいと、
だけど、自分の見たい角度から一面だけを見て主張しているから、
理解しあうというのは難しい。。
インド人たちとのやり取りの中で、
学んだことは、
理解させようとしてはいけない
理解しようとしてはいけない
重なっている部分を探してそこで交流する。
反目しあう部分は、放置しておいて触れない。
これである。
批判や悪口は何にもならない、状況を悪化させるだけ。
重なっている部分に集中して、そこを楽しく広げていくと
解決が訪れてきたりする。
不思議なものだ。
許しというのは、大切なことだろう。
ただ、許せないことを許そうとしても、やっぱり、心から許せない。
許せない場合は、頭の隅っこにしまっておいて、あとでやろう、、とほったらかすのがいいようである。
人を攻撃する癖がつくと、、しまいには、自分を攻撃しはじめてしまう。
なにくそ、、と、攻撃的になることも人間とても大切だけど、
試合が終わったら、No Side ということが、大切だろう。
底なし沼みたいなものが、人生もあるから、そこにさえ落ちなければ、
けっこう、生きるって事は簡単で、楽しいものだとおもう。