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不思議だと思いませんか?
2007年11月17日
みんな苦労することがある。

そう、人を説得すること。

これはとにかく大変である。

人は人の話なんか聞きたくないし、
思っていることは、、
自分の話したい話をしたいだけで、、
共感や同情を得たい。

人は人に説得させられたくはない。

という、一つの考え方がある。

これが全てに当てはまるわけではない。

例えば、、会話の目的が情報収集だったり、することもある。

そして、、これが最高の会話だと思うのだけど、
なにかの目的があるわけではなくなんとなくただ言葉がお互いに出て話すという会話だ。


まぁ、、

とにかく、、、

人を説得するのは大変だ。


中学生のときに、、
生徒会長が、、
カーネギーの「人を動かす」を読んでいたのを
木工室で、、いや、、木工ではなく、、
技術室、、のほうだ、東側の、製図を勉強したり、、加工を勉強したり、
そんな部屋だ。
そこで読んでいたのを目撃したのが、、人を動かす、説得を意識した最初だったと思う。

そのときに思った。

「なんてことだ、こいつは、人を操作しようとしているのか?なんと恐ろしい。僕はそんなことはしたくない。人を動かすなんてとんでもない」

と。

カーネギーとは、鉄鋼王のカーネギーではなく、、

『人を動かす』(D・カーネギー/創元社)のことである。

こんなことが書いてあったりする。

人を動かす秘訣は、この世に、ただ一つしかない。この事実に気づいている人は、はなはだ少ないように思われる。しかし、人を動かす秘訣は、間違いなく、一つしかないのである。すなわち、みずから動きたくなる気持を起こさせること――これが秘訣だ。

ほめるとか、、認めるとか、、他にも色々と書いてある。


大学を出ると、、

なんと恐ろしいことに世の中で一番着きたくなかった仕事につくことになる。


営業マン。。。。。


人を動かす、、説得する仕事だ。。。

最悪。。


そして、、

ぼくは、、この「人を動かす」
を買って読むことになる。


そして、、父の書斎にも同じ本があることを知る。


あげくに、、現在の妻、(別に過去の妻も未来の妻もいないけど。。。)が、
その本を持っているのも知る。。


ユングのシンクリニシティ、、、でもないけど、、

世の中の人はみんな、、この本を読んでいるのかともおもった。。


しかしながら、、

この本を持っていて、人を動かすのが上手な人は余りあったことがない。

論理的には全く正しい、、
この本は正しい。

その通り。


やはり、、中学生のときに思ったことと僕は同じだ。

自分の我欲のために、、人を計算高いやり方で動かすのは良くない。。

また、、それが、、相手のためだとしても
相手から選択の自由を奪ってはならない、、
そう、、やはりおもう。


しかしながら、、

最近、、面白いことに気がついた。


何人もの人にまた、、

時を同じくして同じことばかり言われた。

だから、、僕も、、まねしてちょっといってみたりした。


また、、共時性?(笑)


「人を指差すようなことをしてはいけない。手をよく見てご覧。人差し指は相手を指しているけど、、小指と薬指と中指は自分を指しているでしょ?人を批判攻撃したら、三倍になって返って来るんだよ。」


二つのことを思った。

①手っ取り早く人を動かすには、恐怖をもって動かすという方法論があり、即効性がある。時として持続性もある。ときとして、、反発を生む(汗)

例えば、、
「おまえ、、こんな仕事のやりかたしていたら、ボーナスはなしだな、代わりなんていくらでもいるんだ、首にするぞ」
とか、、
まぁ、、そんなのだ。


その場合とりあえず動くが、、何かを持って仕返しをされる。。
仕事をしているふりをして手を抜くとか、、いざ、、経営者が困ったと助けを求めても、、、いや、、日曜に働けっていうなら、、余計にお金もらわないと嫌ですよ。あるいは、、それ、、労号基準法違反じゃないですか?なんて、、または、、もっと条件のいい給料の会社を見つけたら、、会社がどうなろうがやめて転職されるとか。。

ただ、、この恐怖を多少起こすアドバイスは、、あまり、、仕返しされないような気がする。


②それより、とにかく、、おもしろいのが、、この話を聞いて、、
多くの人が、、

「なるほど!」

という点である。

それは面白くないでしょうか?

だって、、

手の指の生体的構造や特徴と、
人を批判攻撃するような思考回路をしていると
社会から三倍にもなって、手痛い仕返しを受けるという話と

一体何の関連性があるというのだ??

なのにみんな納得する。

「う~~ん。なるほど。」

とうなったりする。

「そうだよね。。。」

なんてしんみり聞いたりする。


これは、おもしろい。



反論してくる人はいない。

明確に指の形はそうなるから。。

しかし、、訴えたい論理とその作り出す指の形とは何の関連性もない。

すくなくとも、、科学的には。


まぁ、、

僕らの世界では、、

説明はつくかもしれない。


します?

あまり気が進まないけど。。

いや、、その理由は読んだらわかります。


まず、、細くしたところはエネルギーが集中する。

水晶のポイントもそうだ、ファセットはそれをより効果的にするために作られたものだし、
水晶のレーザーなんかはすごく集中する。

レイキの技法でも似たようなものがある。

まぁ、、指を指すという形は、
エネルギーを集中させる。

そして、

エネルギーは想いが乗る。

不調和な思いの元にエネルギーを出すと、、
不調和なエネルギーが出る。

指から。

その指が、、相手に不調和なエネルギーを与えるとともに、、
指三本は自分にも送る。

エネルギー的にはいい状態ではない。

不調和なエネルギーは不調和なエネルギーに共振共鳴して倍増をする。
ゆきだるまのように。。

指を指すというのは、、これを象徴している言葉に過ぎない。
実際に指を指さずとも同じことが起こる。

大義名分や正義や愛のためだとしても(そういくら論理武装しても)
結果的に不調和なエネルギーを放てばそれに
同じものが共鳴して自分を苦しめる、というかたちで、
社会から、あるいは、宇宙から手痛いレッスンを受ける。


ほら、、

こんなはなしより、、

指を見てご覧、三本の指が自分を指している、

といったほうが、、納得しちゃうでしょ?

おもしろい。。