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夏の終わり
2007年08月14日
アブラゼミが最初に鳴きだし

次はクマゼミが鳴きだし

そして、、今日、ツクツクボウシが鳴き出した。

となると、、まだま暑いとはいえ、

夏の終わりが近づいたサインだ。





夏というのは、、

なんとも、子供時代を思い出す。

なぜなんだろう?

いろんな思いをめぐらせてみた。

そんなに時間がたってもいないようだが、、

娘と二人で食事に行き、ビールを頼んだら、

「グラスはおいくつですか?」

と店の人に聞かれた。。

「子供なのにビール飲むと思ったのかね〜?」

と娘にきくと

「いや、飲んでいい年齢だし」


あぁ、時間はたっているんだなぁ。


父が教員をしていて、
部活動なども一生懸命やっていたせいか

夏に家族でどこかに行くというと、、

必ず夏休みの終わりごろだった。

海に入ってくらげに刺されたりもした。
痛いというのに、、横泳ぎをマスターするまでは
父から海から上がらせてもらえなかった。

覚えないと海から上がれないから、、
必死に覚えた。

なんで、、そんなに横泳ぎに彼はこだわったんだろう。。

しかしながら、、海では便利かもしれない。
休みながら泳げる。。

いずれにしても、、横泳ぎをするたびに思い出す。

御前崎のプールで、、

プールから上がる父の頭を見てぼくにそっと母が言った。

「ほら、見てごらん。薄くなったよね。」

このシーンも忘れない。。

そして、、母が死ぬ数ヶ月前に、、やはり家族でいったのも海で、、夏の終わりだった。

民宿で朝、食事前に母がいきなり、海に行くと言いだした。

いかないか?と誘われたが、、ぼくはいい、と言い返したが、、

「最後だからいっしょにいったほうがいい」

と、

どこかから声がした。。

そして、妹とぼくと母で海に行った。

ただ、それだけなんだけど、、そのシーンは忘れられない。





海はいろんな人に連れて行ってもらった。

連れて行ってくれた人たちは、、みんな死んでしまった。

でも、海は同じように、海である。


何も変わっていないような気がする。

海の横のあのプールは塗装がはげていて、最新の大きいプールだったのが、、
古いつまらないプールになっていたが、やはりかわらない。





ただ、、母が何度かお土産でうなぎを買ってくれたお店に、、娘と行って30年ぶりにそこのうなぎを食べに行って、、ビールを頼んだら

「グラスはおいくつですか?」と聞かれるようになった。


42歳と22歳の組み合わせか。。

僕が20歳の頃、、ぼくが40歳になって娘といたら、、
援助交際に見られるんじゃないかなんておもったりしたけど、、

誰がどう見ても親子に見えるようだ。

娘はそれを嫌がるが、、父はそれが嬉しかったりする。

まぁ、、

そんな一日だった。