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植物
2009年05月30日

20代の方とお仕事をすることも当然ありますが、

若い人は、もう、エネルギーが満ちているから、、

放電する必要があり(笑)アグレッシブです。

でも、だんだん中年になると、、

残念ながら放電する必要がなく、、静かにいろいろ感じたりする余裕が出てくる。
下手に充電しすぎると帰って体に悪かったりするし。。


そんなことで、、植物の栽培を楽しむこともできるようになります。


鉢に植えるって言うのは、、どうなんだろう?
なんて思ったりもします。

誰が好き好んで小さい場所に押し込められようとするか?
植物だってそうじゃないかと悩んだこともありました。

取引をしているようなものかな、、なんて思ったりします。
鉢に入って僕たちを楽しませてもらう代わりに、
僕たちから、精一杯の寵愛を受けられる。
そして、保護され安全。。

なんてね。。


ひとつの定型パターンとしては、、

種をまく

小さいポットに育てる(苗を作る)

本鉢に移植する

これです。


ただ、うかつに、、小さいポットのまま、、ずっと、、忘れていると、、

朝顔ですら、、もう、、咲き出してしまうわけです。。。


でっかい鉢に大きく綺麗に育てるのは、、時間がかかるんですが、、
手間もかかる、、

けど、ほんの小さい鉢だと、、急いで完成しようとするし、花が得られる。

結果を急ぐなら、、それですね。。

で、、花を見た後、、大きい鉢にいこうとしても、、

もう、、小さい場所で、、小さくまとまることになれたその植物は、、
どうにもこうにも、、大きく育たない、、

小さい場所に小さく育つことが染み付いちゃったわけなんです。。。

だから、、

苗を育てたら、、適切な時期に
本来育つべき大きい本鉢に移植する必要があるんです。


苗を作らないで、、本鉢にうつしてもだめ、、、
鉢の中心部にしっかりと根が密集していることが、、あとで、鼻をつけるときにとても大切で、、目に見えない土の中の根っこがいっぱいあることで、
花に栄養を運ぶパイプラインができているわけですから。


人生も人にはわからないけれど、、じっくりと根を作る基礎固めの時代。
苗を作る時代。
本鉢に移る時代。
そして、、華やかに咲く時代、、、あるんでしょうね。

そのタイミングあるいは、やるべきことをやるべきときにやる、これが大事なんでしょう。


栄養も面白いです。
化学肥料、、つまり、、窒素、燐酸、カリ、
この栄養素を化学的に作り、すぐ吸収しやすいように液体にしたものがあります。

これ、、効果が早い。

まるで、、化学薬品を飲むととたんに病気の症状がなくなるようなもの。。

でも、、自然のもの、、有機肥料なんていいますが、
自然の中で分解され植物に給しやすい形に発酵したものは、、

効果は遅いんですね。。

でもね、、、なんだかわけのわからない、
微細成分がいっぱいあり、、それが、、わけのわからないすごい効果があり、、

こっちのほうがすごく植物に最終的には、効果があるんです。

こっちのほうが、、すごい。。


で、、園芸の世界ではどうしているかって言うと、、

化学肥料と有機肥料をうまく併用しようとトライしているわけです。


これも、、なんだか、、人間の世界と、、似てませんか?