2009年01月07日
この、天然石の業界には卸しなるものがある。
以前は、卸しといえば、30万一括注文くらいの条件を言ってくるところが多かった。
まぁ、卸しは、再販を目的とし、さらに、大量の単位で買ってくれるから安いわけだ。
それが、急激なパワーストーンブームで、
新たに販売を始める個人の方も急増
需要にこたえるためにそこへの卸しを対応することが業界は急務となった。
従って、購入単位は、少ないが、再販して利益を取れる価格で供給する問屋が必要となった。
しかし、この世界的な大不況
今までのように、とにかくバンバン売れる時代は終わった。
卸し購入していた人も安値で買う必要があるので、
買い方を工夫するし、ネットで卸し購入を受けるなら、とにかく安いところを探すことになり、また、問屋を飛び越えて、直接輸入などもはじめる人も増えた。
逆に、、トリックがあり、、直接買う経費運賃、そして、、不良の場合は被らないといけないリスクなどを計算に入れると、大量に仕入れをしている国内業者から買ったほうが、確実に安い、何てことも出てきた。。
その発端は、海外の石のディーラーであるが、、とにかく売れることを急ぐ傾向がある。
販売価格も戦略もまさに3ヶ月単位で急変している。
3ヶ月前は安かったものが二倍高くなったり、、、すごい状態だ。
ここで、、とにかく安く仕入れて、、3倍4倍で売って儲けようなどという端的な戦略は通じなくなった。
だって、簡単にその値段で仕入れられるということは、
同業他社も同じで、、同じ価格ベースで、ネットで簡単に値段比較されたら、、
1週間も待たずして価格は下落する。
ぼくは、、ここで思うんだけど。
ネットでいい仕入先を見つけようというのは、事業立ち上げ時には有効であるが、
ある程度のビジネスをする場合は、、無理だということだ。
ほしいのはネットで見れない本当の情報であり、
そして、本当の人間関係や信頼関係。
そういったパートナーシップを組み、同じ理念やビジョンのものが協力して
お客様に役立つためにがんばる時代となった。
ただ、安く仕入れて儲ける、これができたとしても、、何の楽しさがあろうか。
いき絶え絶えになるだけだ。
実際、安値の仕入れも、自分だけが安いのなら意味があるが、誰でも安いのでは、
もう、、ユーザー価格ベースが数日で落ちるので、、安いと思って買ったけど
安くなくなる、、、で、、不良在庫を抱え、
ナンピン買いよろしく、さらに安値で倍しいれるか、
赤字で販売して、リセットかけるしかなくなる。
うちは、代理店を作っていこうと思う。
当社の理念、ヒーリングツールをお客様に役立ててもらう、
これに沿った活動をしてくれるところと一緒にパートナーを組んでやっていこうと思う。
不特定多数に卸し販売するのではなく。
大体にして、年間販売契約も何もないのは、、買いたくなくなれば、勝手に別で買われちゃう、、みたいな状況の中にいる問屋は問屋ではないし、、厳しい。。。
たぶん、みんな同じことを考えていると思う。
あまりに良く売れる中にいたら、間に合わすので必死だ。
けど、ここに来て、みんな考え始めている。
自分は何をしたいのか?
天然石の業界もどんどん、いい方向に動いていくと思う。